国旗の不思議

何気に地図帳をながめていて「あれっ!?」とちょっと不思議に思うことに出くわしてしまいました。
なんと、まったく同じ国旗の国があったのです。
その2ヶ国は、インドネシアとモナコ公国。
んっ?本当にそうなのか?
もし、一緒ならそんなのいいのか?
と、至極単純な疑問が頭に浮かんできたため、ちょっぴり調べてみました。
その答えはこんな感じでした☆
どちらの国の国旗も上が赤、下が白のツートンカラー。
色合いも割合もまったく同じらしいので、この2ヶ国の国旗が隣合わせになったら区別がつかないそうです。
実際、厳密にいうとインドネシアの国旗の縦横比は2:3、モナコ公国の国旗は縦横比4:5で形が異なるそうです。
でも、国連方式で国旗の縦横比は2:3にすると決まっているため、まったく同じものになってしまったというわけらしいです。
インドネシアの国旗は1945年の独立時に制定されたもので、「メラ・プティ(赤と白)」と呼ばれていて、13世紀末発祥といわれている伝統的な国民色で白色は潔白を、赤色は勇気をあらわし、またそれと同時に、赤と白は太陽と月もあらわしているそうです。
モナコ公国の国旗は1818年に制定されたもので、赤と白の2色は13世紀以降、この地を支配してきたグリマルディ公家の色に由来しているそうです。
この制定年に関しては、調べていると1881年に制定されたという説も出てて、一体どっちが正しいの?ってさらに悩んでしまいました…↓↓。
もし、どちらが正しいか知っている人がいたら教えてください!!m(_ _)m
また、この2国間で同じ国旗ということは問題だろうということで何度か話し合いが行われたけど、両国とも歴史的意義があるのでどちらも譲らず、物別れに終わってしまい、そのままになっているそうです。
ちなみに、この両国の国旗を上下さかさまにしたら、今度はポーランドの国旗になってしまうという事実も…。
こんな歴史的背景も調べながら見ていると、国旗もおもしろいですね♪♪

-雑学

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