特別支援教育

イラスト今、いろいろなところで耳にするようになった“特別支援”や“発達障がい”という言葉。どちらかというと、少し言葉だけが一人歩きしているような感があり、たくさんの大きな誤解を招いていることもご存知ですか?

そういった環境の中で、保護者の方々をはじめ、なにより子どもたち自身が苦しい思いをしているのが現状です。たしかに法制上“特別支援”という形にはなっていますが、決して“特別”なことをするわけではありません。言うなれば、ごくごく当たり前のことを行なっていくだけです。

大切なことは、その子自身の状態をしっかり把握し、その子をきちんと理解してあげて、その子のペースに合わせて学習を進めていくこと。そして学習だけではなく、運動や文化などの活動、そして日常生活で必要な力など総合的に“生きる力”を身に付ける。

一度にたくさんのことを求めるのではなく、出来ることを一つ一つ増やしながらそれを積み重ねていく。そうやってしっかりとした土台を築き上げることで、その子の可能性を最大限に伸ばすことが出来る能力の育成と環境作りを目指していきます。

かっぱくんの場合

かっぱくんかっぱくんは落ち着いて学習が出来ないことで計算と漢字が苦手。(注意欠陥多動性障がい(AD/HD)の診断)

かっぱくんにとって苦痛でしかない学校の授業を少しでも楽しいものにしてやりたいというお父さん、お母さんからの希望から学習相談を実施。

かっぱくんの学習状態、学力レベルを確認し、かっぱくんの希望、お父さん、お母さんの希望を考慮しながら指導方針を検討。

ご家庭ではテレビやゲームが気になったり、兄弟がいることで落ち着いて学習することが難しいと考え、教室での個別指導の形態を選択。まだ低学年であるため、長時間の集中も難しいので1回の授業を60分、週2回の学習日を設定し、授業をスタート。

当初、なかなか落ち着いて60分間机に座ることも難しかったが、今では落ち着いて学習に取り組めており、先生と一緒に楽しく勉強している。

特別支援教育サポート内容

  • 学校での学習の補充を行なうことで、学校の授業を少しでも楽しいものに変えていく。
  • 先生やSelfishのお友だちと触れ合う中で、コミュニケーション能力を養い、“生きる力”を身に付けていく。
  • 各自の生活エリアの中で、移動、買い物、遊びなどを通して、地域での活動範囲を広げていく。
  • 物作りや作業学習を通して、何事も根気よく最後までやり遂げる力を育成するとともに、将来的に自立していくための手助けとなるような様々な能力を身に付けていく。

保護者の方々にとって一番難しいことは、現実をきちんと受け止め、そして受け入れること。それが一番難しいことであると同時に一番大切なことです。
保護者の方も交えた上でのカウンセリングの下、その子が苦手としている分野をゆっくり時間をかけて学習したり、得意な分野をさらに伸ばすためのカリキュラムを考え、実施していきます。保護者の方たちだけで悩んだりせず、一度ご相談ください。

Selfishでは、倉敷市西阿知にある児童発達支援・放課後等デイサービス事業所『てらす西阿知』や岡山市内にある学習塾『スタディサポート』や『まなび舎泉祥』と連携を図りながら、特別支援教育コースを開設し、子供たちの学習支援を行なっています。私たちのような支援グループを上手く活用し、一緒に力を合わせて子供たちの無限の可能性を伸ばしていきましょう。

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