子どもたちの『好奇心』を育てるのに必要な2つの要素

昔の子どもたちは『好奇心』旺盛って言われることが多かったけど、最近は『好奇心』が低いどころか、他者や物に対して興味・関心がなかったり、考えることが持続しなかったりと、『好奇心』そのものが無いって感じの子が非常に多い気がします。

しかし、基本的に子どもたちは『好奇心』の塊だと思っています。

では、なんでそうなっちゃったのか?

では、どうしてあげたら『好奇心』が育つのか?

いろいろ考えてみた結果、2つの要素が必要で、そこをちゃんと意識して子どもたちに接してあげることができれば、子どもたちの『好奇心』を育ててあげることができるのではないかという結論に至りました。

子どもの好奇心を育てるのに大切なポイントは、その思考や解答に至るまでのプロセス

1つ目は、物事を一面的に捉えるのではなく、多面的に捉えながらいろんなことを関連付けながら思考できるような力を養うこと。

2つ目は、時間をかけて、辛抱強く結論に行き着くまで考え続けれる力を養うこと。

と、漠然とした表現で難し気な言い回しをしてしまいましたが、簡単に言えば、考える際に広がりを作りながら考えることと最後まで考え続けること。そう言った環境を用意して、意図的に子どもたちをその環境下で考えさせるということです。

例えば、今の子どもたちは何か知りたい情報があったとき、パソコンやタブレット、スマホなどを使って調べます。我々大人もそうですが…。苦笑

そうすると、とても便利で優秀なツールなので、ピンポイントで簡単に答えに辿り着けます。疑問とその答えという1対1の対応だけで考えると、最短ルートで目的は達成されていますが、寄り道がない分、そこからの思考の広がりや、他の情報との関連性に気付くきっかけを失っているとも言えます。

『好奇心』の原動力の一つがワクワク&ドキドキだと思います。子どもたちがそれに接したり、発見したりするチャンスが少なくなっているのだから『好奇心』が育たないこともまたあたり前の話になります。

パソコンやタブレット、スマホなどの便利な道具をあえて避け、図鑑や紙媒体の辞書などを利用することで、その情報に到達するまでにいろいろ目にすることで広がるきっかけを意図的に作ります。これって、ある意味、昔はこのやり方があたり前のことだったので、その過程の中で子どもたちの『好奇心』が刺激され、育っていたと考えると、今回のプロセスを見直す上での可能性として十分に考えられると思います。

また、子どもたちがお父さんやお母さんをはじめ、まわりの大人たちに質問を投げかけたときも同じです。忙しい時間の中でなかなかゆっくり付き合ってあげられないことが多いため、すぐに「あとでね…」と伝えてそのままになってしまったり、その場で完結さえるために早々に解答を与えて、本人が思考を深める、解くためのヒントをもらいながら自分で紐解くといった過程を端折ってしまったりしていることも多いと思います。

そうなると、先のパソコンやタブレット、スマホと同じで、子どもたちに与えられているのは解答だけであり、そこに思考の過程は存在しません。また、大人が質問されたときに、「自分で調べなさい!!」まではいいんだけど、そこで与える道具を間違えてしまったらやはり同じこと。

なかなか時間にゆとりはないかもしれないが、その中で可能な限り時間をかけ、子どもたちが思考を深め、結論に辿り着く過程を一緒に過ごしてあげることで、こちらが意図的に思考や知識の幅を広げたり、興味・関心を深めたりすることができると思います。

結局、2つのポイントは時間がかかることであり、非効率的なことでなかなか実践することは大変かもしれません。しかし、そこにこそ子どもたちの『好奇心』を育てるための要素があるなら…。

子どもたちの成長は大人のがんばりの成果次第だと思って、がんばってみませんか?

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