毎週、決まった曜日の決まった時間に家庭教師のお宅へ行くために同じ道を車で走る。
今日、いつもと同じように走っててすごく太陽がまぶしかった。
先週までは全然感じなかったのに…。
理屈がわかっていれば、すごく単純で当たり前のこと。
冬が近付き、太陽の高さがかなり低くなっちゃったからですよね。
日常生活の中には、こうした体験を通して学べることが山ほどあるのに、それに気付かないで見過ごしていることが多いというのは本当に残念なことだ。
夏が終わり、秋を経て冬に向かう時間の中で、昼間の明るい時間(日照時間)がどんどん短くなっているのは、生活している中でみんなが自然と感じられること。
だから、理科でそのことを勉強しても比較的子どもたちが理解しやすい内容だ。
でも、その光源である太陽の高さに関しては、日常生活の中ではなかなか意識して考えることがないのが現実。
だって、高さの違いが目に見える形で明るさに影響してるわけじゃないから。
そうなると、イメージがわきにくいから机で勉強してても実際の内容と知識が重なりにくい。
外遊びをすることが少なくなった子どもたちが多い中、自分自身の力で自然の中からいろんなことを学び取れる子はほんと少なくなった。
とても悲しいことだ…。
子どもたちが自分自身の力で学べなくなっているのなら、周りにいる大人がどう関わるかで学びの世界の広がり方は大きく変わる。
一番身近にいる親が、そのことを意識して、子どもたちに対して積極的に関わろうとするかしないかによって大きな差が生まれる。
子どもたちの可能性を広げたいと願うなら、ただ単に「勉強しなさい!!」ってお尻を叩くことだけじゃなく、普段の生活の中での関わり方をもっと大切にして欲しいですね。
学びの場は、身の回りにたくさんありますよ♪♪
太陽の高さ