子どもたちの数が多くなっている関係で、授業の曜日や時間によっては各先生にお任せしっぱなしでなかなか会う機会のない子たちがいます。そのこと自体はとても淋しいことですが、物理的に致し方ない部分でもあります。
ただ、各先生からの報告や相談を受け、必要に応じて、ちゃんと本人にあって必要なことを教えることも私の大事な仕事。
ということで、今日は小4のRくんとの時間帯を合わせて教室で久しぶりに会って話をしました。まぁ、簡単に言えば“説教”です。笑
久しぶりに会ったRくんは、まさか怒られるために来ているなんて思ってないので普通どおりに教室に来たものの、いきなり怒られ始めて、ビックリして目がまん丸状態。怒る時にはしっかり怒らないといけないので、フレンドリーにして雰囲気作りするなんてことはしません。
当の本人は、怒られている内容が自分のやったことであり、覚えのあることなので「マズイ…」って表情をしながら、神妙に聞いています。
子どもたちはみんな(子どもたちに限らず、大人もだけど…)多かれ少なかれ、いろんな問題を抱えています。
その問題点は、ともすれば欠点だと捉えられ、言葉の通り問題視されることが多いですが、問題点は指導で言えば指導のポイントがハッキリしているってことだし、そこはその子にとってみれば成長の可能性そのもの。すなわち、子どもたちにとっての問題点は、その子が成長していく上での大事な道標であって、決して欠点なんかじゃないんです。
そして、それもひっくるめて信じ、向き合うことで初めて、成長に関われた喜びというご褒美をこちらがもらえるのだと思っています。
1回や2回話をしたぐらいで簡単に子どもたちが変わってくれるとは思っていません。もちろん、Rくんもこれからまだまだいろんなことがあると思っています。
でも、きっと少しずつ理解し、成長してくれると信じています。