知識を膨らませて考える=応用力

子どもたちに身に付けて欲しい力の一つ『応用力』。

もちろん、タイトルにもあるようにその時点で自分が持っている知識を最大限活用し、それを膨らませ、学んでいないことであっても考え方や解き方を導くため、基礎的な力がきちんと身に付いていることが前提にはなります。

そして、この力は決して学習面においてのみ必要とされたり、発揮する力ではないため、日常生活のいろんな場面においても必要とされる大切な力であるということは皆さんご存知の通り。

学習場面を通して、そんな力を身に付け、「ちょっと工夫(応用)すればできるんだ‼︎」ということに気付いて欲しいのですが…。

今日の夕方、一緒に勉強していた小学2年生のGくん。算数のかけ算九九の力だめしプリントをやっていたのですが、そこに10の段(実際、かけ算九九の中には10の段はないですが…)の問題が入っていたら「これは習っていないからやらない‼︎」と問題にチャレンジすることを頑なに拒否。

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なだめたり、すかしたり、プライドを逆撫でしたり…と手を替え品を替えチャレンジするように仕向けてみたものの、結局、手を付けてはくれませんでした。(T_T)

彼の力なら、持っている力をほんの少し応用すれば十分解けるはずなのに、取り組もうとさえしてくれなければ新しい力を身に付けることも、自分にはちゃんとそんな力があることに気付くこともできず…。

先生としては、あきらめることなくあの手この手で攻めるしかないので、Gくんの可能性を拓けるようにがんばるのみです☆

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