非思量

「身なりを整え、まっすぐ坐り、息を整える」

ああでもない、こうでもないと悩んでいる今の心は、どんな状態ですか?
不安や怒りに傾いてしまった心のままでは、相手の気持ちを思いやる余裕もなく、到底いい解決方法など思い浮かばないはずです。
そんな時は、まず心をリセットしましょう。つまり、心を「無」にする。坐禅の時と一緒です。それを道元禅師は「非思量」と言って教えてくれました。何も考えるな、大脳を働かせるなというのですから、ちょっと難しそうです。自分の大脳に指令なんて出せますか?
でもご安心あれ。「非思量」となるコツがあります。
まず身体を整える。そして息を整えます。すると自然に「心」が整う。
たったこれだけです。「非思量」自在のあなたは、鬼に金棒。

『非思量』=「ひしりょう」と読むのだそうです。
前回同様、行き詰った心とともにこの本を開いてみました。
いろいろな悩みや問題に直面しながら、「どうして今こうなっちゃってるんだろう?」と考えてみる。
もちろん、それぞれの悩みや問題にはそれぞれ原因があり、いろんな過程を経て現状に行き着いている。
でもすべてのことを突き詰めて考えていくと、すべては自分自身に起因していることに気付く。
誰のせいでもなく、自分自身で決めて進んできた時間であり、人生だから…。
前回の“禅”シリーズのブログで『一度立ち止まって、落ち着いて仕切り直そうっと。』って自分で決めていたはずなのに、また似たような状況に陥ってる自分を見て、「ほんと、成長しないし、情けないなぁ…」と思ってしまう。
「非思量」になるコツって簡単に書いてあるけど、実際に実行することはなかなか難しい。
でも、それを心に留めて置くだけで、少しは違うのかな!?
煩悩の塊のような自分には“無”の心は難しいけど、実行することで一度立ち止まって考えるだけの余裕を持てたらいいな。
明日という新しい一日が、落ち着いた気分で過ごせますように♪

-代表者ブログ, 禅の教え

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