国民の祝日

先日、何気にテレビを見ていると日本の『祝日』について論じていました。
その中で一番取りざたされていたのが“体育の日”。
その他の祝日についても触れていましたが、この祝日が直近の祝日であったことも、話題の中心になった理由だと思いますが…。
以前の体育の日は、みなさんもご存知のように10月10日。
そもそもなんでこの日が“体育の日”となったのか?
意外と知っているようで知らなかった事実を知ってちょっと感心。
昔、決められた祝日にはみんなきちんとした由来があったんですね。
ごくごく当たり前の話だけど…
そのあたりの詳細は、詳しい解説が載っているこちらをご覧ください。
そんな意味のある祝日を、国民の消費を増大させることを目的に『ハッピーマンデー』制度により、変更して数年。
その成果に対しては賛否両論のようだが、学校関係のことだけ考えると必ずしも歓迎すべきものではない。
まずは、曜日ごとの授業時間数の格差。
1年間を通して、月曜日に設定されている授業が休みになることが多いため、必然的に授業数が減少してしまう。
これは塾の授業設定日においても同じことが言える。
まぁ、塾の場合は、祝日といえでも授業を行なうことができるので必要以上の制限を受けるわけではないが、月曜日に授業のある子供たちはどうしてもせっかく学校が休みの日でも塾に来なければいけないのが少しかわいそう。
授業回数の調整の中で、出来るだけ祝日を休室にあてるようにはしているが、なかかなかそうばかりもしていられないのが現実。
たしかに連休はたくさんあった方が楽しい気もするが、あまりたくさんあっても連休のありがたみが薄い気も…。
テレビの中でも、「『祝日』を本来の日に戻るべきだ!!」という意見が出されてましたが、個人的にはその意見に1票♪♪
便利さとか都合のよさだけを優先するのではなく、昔から伝え、受け継いできたことをそのまま継承していくことはすごく大切なこと。
今一度、原点に立ち戻って考えてみたい問題です。

-代表者ブログ, 雑学

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