NHKの大河ドラマ「功名が辻」が、今日最終回を迎えた。
思えば一年、一度も欠かすことなくよく見たものだ。
昨年は一年を通して「義経」を見た。
そんなに大河ドラマが好きなの?との声が聞こえてきそうですが…。
昨年の場合は、タイで生活していた関係でまともに見れるテレビがNHKの衛星放送しかなかったことも関係しているんだけど、基本的には歴史が好きで興味があるからなのだが…。決してNHKの回し者ではありませぬ。(笑)
歴史(日本史)の中でも、特に時代的には安土・桃山時代から江戸時代初期にかけてと、江戸末期から明治維新の頃の幕末の動乱期が好きだ。歴史を大きく動かした多くの有名人を輩した時代であり、この日本が大きな変革を迎えた時代。その時の人々の言動からは学ぶべきことがたくさんある。
今回特に熱心に「功名が辻」を見ていたのには、自分が時代背景について知りたかったことがあったのが大きな理由であるが、今その内容をここに書いていると長くなってしまうので、それはやめておこう。また機会があれば紹介することにして…。(決して面倒臭くてやめたわけではないよ!(笑))
ドラマという性質上、登場人物や設定にいくらかの脚色があることは否めないが、基本的な時代考証はきちんと行われた上での製作になっているはずなので、大きな流れを知るには十分の内容である。
今回のドラマの中でも、歴史的背景に誤りのあるセリフがあったとかで、再放送ではその部分を訂正して放送するとの記事も出ていたぐらいなので、そういった意味ではきちんと作られていることは間違いない。ドラマを通して得た知識だけで、歴史を学んだつもりになってしまうと偏った知識になってしまう可能性があるので、そういった勉強法はお薦めできない。
でも、それがきっかけでその時代の内容の本を読んだり、他で作られたドラマや映画を見ることでさらに深く学んでいくことが出来れば、それは大きな意味を持つことになる。
勉強を好きな人はなかなかいない。自分も正直好きではない。だから子供たちにも勉強を好きになってもらいたいとは言い難いが、“学ぶ”ことは好きになってもらいたい。
歴史に限らず、自分が興味を持てることはどんどん学んでいきましょう♪