絶対的なその不足をどう補うか?

今、子どもたちにおいて、絶対的に不足している部分がここだと思う。

そのことを真っ直ぐに表現してくれている、この相田みつをさんの言葉をお借りしながら、今、感じていることに触れてみたいと思う。

ここでいうところの“体験”とは、もちろん、リアルな“体験”のことだ。多くの子どもたちが励み、時間を費やしているゲームやネットの世界などでのバーチャルな世界での“体験”はそこに含めない。

ただ、この話は子どもに限ったことではなく、若い世代を中心に大人にも言えること。情報や知識という面では膨大なものをもっていたり、その収集にも長けていたりすることは間違いないが、絶対的な“体験”となるととても少なく、情報や知識のそれに追いついていない。ということは、結果的にそこからくる乖離は決して小さなものではない。

それ以上に大切なことは、この言葉にもあるように、“体験”して初めて身に付くこと、すなわち、自分自身の本当の力になるということのはずなのだが、昨今、子どもたちの学びや成長の場面で、どうしても後回しになってしまっていることが多過ぎる気がする。

特に、今はコロナ禍でそうなる以前に比べても絶対的にいろんなことを“体験”する場面が少なくなっている。

そういった意味でも、絶対的に学びの場面において不足していると感じられる“体験”をどう補いながら、学びを深め、子どもたちが身に付けることができる場面設定ができるか。

そこをしっかり考え、日々の生活や学びの場を考えていきたい。

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