“9月新入学・新学期”検討についての最新情報

3月から全国の学校で断続的に続いていた休校措置によって、子どもたちの学習の不足をどのようにして補うかという問題に対して、いろんな分野から声が上がり、政府も一つの方法として検討してきていた“9月新入学・新学期”について、政府は一つの方針を出しました。

その方針は、『来年度の導入を見送る』というもの。

理由としては、幼稚園・保育園等における就学前の子どもたちや学童保育利用希望の子どもたちなどの待機児童の増加に対する問題や義務教育の開始の遅れなどの問題、それを受け入れる側の人の確保や空間の確保などの問題、家庭の経済負担や社会経済に与える影響など制度を移行することで起こる様々な問題による混乱を少しでも避ける方法の模索の中で、最善の答えが見つけられないことを懸念している慎重論への配慮が一番大きいようだ。

もちろん、それらは検討が始まったときからすでに出ていた問題ばかりだが、この間で具体的な試算がなされ、数字が示されたことで賛否いずれにとっても客観的な根拠が明確になったため、論じている問題を総合的に直視した結果の判断であると考えると、ある種、妥当な方針だと考えられる。

とは言え、ここに至っても選択肢の一つから完全に削除されたわけではなく、今後、再び感染拡大が起こり、再度休校措置を抉る必要が起こった場合などの対応策として引き続き検討を進めておくというグレー的な発表もなされているが、いずれにせよ、あらゆる可能性を模索することは、子どもたちの学習をしっかり成立させること、学びに格差が生じないようにすることには必要不可欠なので、すべてにおいての最高な答えは難しいとしても、できる限りの最善の方針を考え出して欲しいと願うばかりだ。

ただ、基本的な方針がどっちつかずのときには保護者も学校現場もどこに向けて準備をすればいいのかがわからずいろんな可能性を考えながら進めないといけないので負担が大きくなりますが、“9月新入学・新学期”が導入されないという方向性が示されることで進めるべき準備は明確になるので助かりますね。

Selfishも、その方向性で準備を進めたいと思います。

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