所変われば品変わる。
あたり前の話だが、教育事情も国によっていろいろ…。
今日、ニュースで見たのは教育に対するフランス大統領のおもしろい発言。
『学校は宿題だすな』(フランス・オランド大統領)
子どもたちにとっては、非常に魅惑的な響きじゃないでしょうか?(笑)
その理由がまたスゴかった。
家庭で勉強を見てもらえない子どもがいることを踏まえ、教育の平等を推進するための配慮が必要であり、学業は「家庭ではなく学校で行うべきだ」と強調した上で、学校の宿題を廃止すべきだと訴えたというのだからある種驚きだ。
教育の平等性という基本は共感できる。
学業は家庭ではなく学校が行なうべきだという考え方も賛成できる。
でも不平等の基準が家庭で勉強を見てもらえない子がいるというのはいかなるものか?
そして、その解決策として学校の宿題を無くすという突飛な発想は、一国の大統領としては「大丈夫?」って思わず聞きたくなっちゃう…。
いずれにせよ、大切なことは子どもたちがきちんと育てる教育環境を整備することであり、決して宿題の有無ではないし、宿題は宿題である程度は必要なのは明確なので、そのあたりをフランス大統領にもご理解いただきたいものだ。(笑)