ダウンシフトという生き方

最近、いろんな記事を読む中で初めて知った言葉です。

ダウンシフトとは、生活様式に関する社会的な潮流・傾向の一つである。過度な出世競争や長時間労働、物質主義的、唯物的な生活環境を日常から排し、よりゆとりのあるストレスの少ない生活に切り替える生活態度の劇的な変化を指し、また、そうした生活態度は減速生活と言われる。(※Wikipediaより引用)

簡単に言えば、過度な消費生活から余暇を求め、ゆとりある生活へとシフトすること。この場合の過度な消費生活の中には、単純にお金であったり、物であったりといった物理的なものだけではなく、自分自身の時間であったり、気持ちや心であったりといったものも含めて考え、それらを必要以上に消費する生活スタイルから脱却し、いろんな意味でゆとりある生活をするところに幸せを求める生き方みたいなことなんだろうなって解釈してます。

自分自身が、これまでの生活の中でこの真逆ともいうべき生き方をしてきたことは、意図的にそういった生き方を選んだわけではなく、言わば自然の流れでそうなったもの。自分の求めるもの、やりたいこと、理想を追いかけていく過程の中で、結果的にそんな世界の中で生きていたと思いますし、それは決して私だけの話ではなく、大多数の人がそうであった(そうである)のだと思います。

そしてまた、自分自身の中では、いつの頃からか数年、十数年後未来に「こんな生き方をしたい」と思っている生き方があり、そんな生き方を求めて今を生きているからこそ、この言葉もまた自分に強く届いた言葉なのだと思います。やっぱり、自分のような凡人レベルでは思い描くことができても、それを具体的な言葉や形で示すことなんてできず、たあ漠然と思っているだけのことを、ちゃんと言葉や形で示してくれていたり、しっかりと実践されている方はたくさんいらっしゃることにも、今さらながら感心している次第です。笑

加えて言えば、今の世界的な新型コロナウイルスの感染予防に対する日々の生活の中で、決してうれしいことではないければ、結果的にそういった生活に近い形を余儀なくされている日々。望むと望まないとに関わらず、生活環境が変わっていることで自分自身の生活を見つめ直すきっかけにもなっている気がします。仕事を通して、これまでの時間や空間が限定された中で拘束された状態から一部解放された時に、自分の時間の使い方、自分の身の置き方、自分との向き合い方を否が応でも感じる今の生活が、またこういった生活スタイルを見直す一つのきっかけにもなり、世界的にいろんなことが大きく変化する気もしています。

私自身は、具体的な目標を具体的な言葉で見つけられたと思っています。

目指せ、ダウンシフター!!

と言いながら、まだしばらくは真逆の生活をしなければいけないんですけどね…。苦笑

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