子どもたちの学びの補償に対する責任は誰がとるのか?

今回の新型コロナウイルに対する対応の中で、全国の学校が一律に休校していることと、そのために起こる教育の提供の不足分に関して、非常に辛辣な内容で書かれているコラムを読んで少々驚きつつ…。

と言っても、驚いているのはコラムの著者の言っていることではなく、文部科学省の発出している内容。日本の教育の総括をする立場であるべき所轄庁であり、教育現場の一番端っこで関わっている立場としては、そこから発せられる方針が基準でいろんなことが決まると思っているし、実際に決まっているので、すべては基準がそこにあり、各教育委員会や各学校はその基本方針に則りながら、それと各々の実態に鑑みながら、そこから外れない方向でいろんなことが進んでいるものだと思っていました。

だからというわけではないですが、何らかの情報を得るために、特別な場合を除いて文部科学省のHPにまでいって見ることはなく、直接の管轄である各学校や教育委員会からの情報で事足りるものだと思い、実際に特別な内容を除いて積極的に情報を取りにいくことはありませんでした。

そんな中で目に留まったタイトルのコラム。

「学校現場に任せる」の一言が欲しい文科省の新型コロナ対応

詳細については、上記リンクからコラムへアクセスしていただいて、読んでいただければと思いますが、一部抜粋させていただきながら概要を説明させていただくと、

3月9日に文科省は、「各自治体から追加のお問い合わせを頂きましたので」として、休校についての「Q&A」の更新版を発表している。質問にたいする答だから、当然ながら、文科省が責任をとる覚悟をもった答だと考えてしまう。

しかし、その答は、文科省の責任が回避された内容のものでしかない。

という説明から始まり、そのQ&Aにおける文部科学省の回答に

・積極的に推奨も禁止もしない。
・具体的な策については答えていない。

と明確な答えを出していない姿勢そのものを否定的に捉えている。

また学校の休校による「未指導部分の授業」に至っては

・次年度に補充のための授業として前学年の未指導部分の授業を行うことも考えられる。
・標準授業時数を超えて授業時数を確保する必要は必ずしもなく、各学校において弾力的に対処いただくことが可能です。

なんて、どこか他人事のような文部科学省の回答に

方針を示さないので各学校で勝手にやれ、と言っているようなものだ。

と怒りともとれる言葉を投げかけている。

子どもたちの学びの補償に対する責任は誰がとるのか?

この質問にはどう答えてくれるのか聞いてみたいものだ。

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