今日は1月15日。園のお正月行事の1つとしてとんど焼きが催されました。
とんど焼き自体は、いろんな願いを込めての年中行事であり、その由来などは以前に2017年1月16日付け本ブログ(『みんなで『とんど』祭りをしたよ♪♪』)で書かせてもらっているので、興味ある方はそちらをご覧ください。
その行事の中で、お飾りや書初めを燃やすだけではなく、焼きみかんもして、みんなで食べます。焼きみかんには、栄養面などでいろんな効果があり、それを知っていた昔の人たちは、このとんど焼きという年中行事などを通して楽しみの一環として行ないながら、一年を通して健康にすごせるように願いを込めて食べていたってことですね。
焼きみかんの効果は…。
・甘みが凝集して美味しさが増す。
・実の薄皮や白い筋が食べやすくなる。
・皮(食べない部分)のビタミンCが身に浸み込み、栄養価が高くなる。
特に、栄養価に関しては、ビタミンCだけの話ではなく、βクリプトキサンチンやペクチン、ヘスペリジンなど、あまり聞き慣れないけど身体にいい栄養素がたくさん含まれていて、それらが焼きみかんにすることで摂取しやすくなるそうです。それらの栄養素により、
・発がん抑制効果
・コレステロール値を下げる効果
・胃腸の調子をととのえる効果
・せき・タンを抑えてくれる効果
・胃腸の調子を整える効果
・脂肪燃焼効果
・血流改善効果
・美白・美肌効果
・アンチエイジング効果
などなど、非常にたくさんの効果がある、もしくはその効果が高まるってことだし、みかんそのものは身体を冷やす(食べるときも冷たい…)ので敬遠されている方も焼きみかんにすることで冷たさも半減するので、一石二鳥ですね。
もちろん、こういった行事の中だから焼きみかんをして食べるってことだけでなく、普段の生活の中でもガスコンロ等で焼いて食べるといいとのことなので、ちょっとひと手間加えて効果をアップして、元気に寒い冬を乗り切りましょう!!