苦労の先にある便利のありがたさ

身の回りにある道具の技術的革新はこちらの想像をはるかに超えた次元にあり、日々の生活はその恩恵の中で、より充実したものへと変わっています。

我々大人は、その変化の様子を直接肌で感じながら生活しているため、その恩恵の意味や便利のありがたさがわかりますが、初めからその状態があたり前である子どもたちは、恩恵を受けていることにさえ気付いていない…。

これって、経験値としてものすごく損をしていると思うし、次につながる力として身に付かないのが非常に残念な気がする。

ありがたさがわかると、便利に対して感謝の気持ちが生まれる。そのためには、苦労することが必要なのだ。苦労しているからこそ、その便利さの意味にちゃんと気付くことができ、ありがたさを感じられるからこそ、自分の中に大事なものとして残る。

この考えは、勉強においても同じことが言える。

学びにおいて、まずしっかり苦労する。苦労しているからこそ、便利な公式やより効率のいい解き方を教えてもらった時に、その学びの内容が理解しやすくなり、その内容が本当に便利なんだということに気付ける。便利だとわかるからこそ、その内容にありがたさを感じることができるし、自分の中の学びとしてしっかり残る。

それがあってこそ、勉強も成果につながるし、もしかしたら「勉強って楽しい♪♪」って感じるかもしれない。(←さすがに後半はちょっと無理かな…?笑)

便利なことを知る前に、苦労するところから始めよう!!

大人はそれを意識して、子どもたちを育てよう!!

それが人間の成長だ☆

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