オフィスがない、納品もしない、管理もなくしても成長する会社【連載】「遊ぶように働く~管理職のいない組織の作りかた」
少し前の記事ですが、2018年4月10日にFINDERSに掲載されていたものを別のサイトで紹介されているのを見つけました。
すごく魅力的な言葉がたくさん並んでいるこのタイトル。もちろん、興味津々でクリック♪♪
読んでみて大切なキーワードとして感じたのが、「管理のない経営」と「セルフマネジメント」。こういった夢のような取り組みが現実的に行なえるのは、働く人それぞれが、管理を必要としないレベルで仕事に取り組む意識とそれを実践するマネジメント能力を持つことができてこその話。そういった意味では、働く人たちがその力を身に付ける(育てる)べく、アプローチをしてその力が備わってからの話になるし、早期にこの体制を整えようと思ったら、そもそもその力を備えている人材を集めてやるしかない。
結局、簡単にはいかないって話だ…ということに気付く。苦笑
でも、もちろん、大切なヒントも書かれていた。
それが「遊ぶように働く」という考え方。ここまでいくとテーマが大きすぎるとするならば、「楽しく働く」というレベルで考えるとこと。この点に関しては、自分自身もこれまで働いてきた中で大切にしてきたポイントであり、この先も一番大切にしたいポイント。その「楽しく働ける」環境を手に入れたいなら、それに対して必要な努力をするのはあたり前の話。それが形になっていくと「遊ぶように働く」って感覚に近付けるのかな?って気がします。
自分の中での時間の使い方
子どもたちが学校へ行き、勉強することを求められる。
それは、大人たちが仕事へ行き、働くことを求められることと同じ。
すなわち、子どもであれ、大人であれ、一般的に生きて時間を過ごす中である程度求められるもの。ただ、大人たちに求められるその時間は、子どもたちのそれに比べて圧倒的に長い。でも、そのすべてが強制されるものばかりではなく、その中でいろいろな選択をすることができるのもまた事実。だから、大事なポイントは、どのように考え、何を選択するかということ。
そういった意味では、自分自身の働き方を考えるということは、自分自身の生き方を考えることと同じ。
働くことと生きることを完全に切り離して考えることは正直難しい。でも、比較的、別のものと考え選んでいる人も多いはず。だったら、切り離すのではなく、思い切って同じものだと考え、自分が楽しく生きるための人生とうまくリンクできる働き方を考えたら、きっと働くことも楽しくなるし、そのためなら、働くことに対する意識も変わるだろうし、自ずとマネジメントもしようとするだろう。だって、それらが成り立たないと楽しい働き方も楽しい生き方も成立しないから。
まずは、楽しく働くために、自分ができること、しなければいけないことをしっかり考える。子どもたちでいえば、少しでも楽しく勉強するためにどうすればいいかをしっかり考える。
子どもたちはもちろん、我々大人も、そういった意識を作るところから始める必要があるってことなんでしょうね。