大人になって困らないために、今からできること、すべきこと。

「自分の予定を確認し、時間を守って行動する。」

さて、こういった行動を求められ、ルールを守るべきことが求められるのは、どの年代に対してでしょうか?

もちろん、この答えは求められるレベルによって異なる話なので一つの正解があるわけではないですが、子どもたちは小学校に上がった段階から時間割という時間の枠の中で生活を求められるし、もっと以前の幼稚園や保育園で生活をしている就学前の子どもたちでも求めれることのある力です。

それが社会人になってもできていなかったら…。

社会人として周囲からの信頼を失うことになるし、なにより、きちんと仕事に対する責任も果たせてないことで本人が一番困ることになります。

大人になってできていない人は、それまでに身に付いたルーズさが邪魔をし、そこから改善することはなかなか難しいこと。だからこそ、少しでも小さい頃から普段の生活の中で大切なこととして伝え、確認すること、その確認内容に合わせて時間を意識しながら行動できるようにすることなど、時間をかけてゆっくり学び、習慣化しておくことが大事なのだ。

なんて「今さら、そんなあたり前のことをなんで力説しているの?」ってご指摘を受けるような話になっちゃっていますが、そのあたり前のことができていなくて、実際の仕事の現場で、そこからの指導に苦労する場面に直面することがあまりにも多過ぎて、こちらが四苦八苦する以上に、本人の困っている様子を見ていると、それまでにきちんとそれを教え、身に付けさせてくれる環境が無かったのであろうと思われることが、逆に可哀想に感じられたもので…。

子育てや教育において、今からできること、今からすべきことを、きちんと子どもたちに伝えていくことが、その子の未来を創ることにつながる。

それはある意味、勉強なんかよりも、ずっとずっと大切なことだと思うから、気付いたときやできるときに、しっかり教え、身に付けさせてあげて欲しいと心から願う。

-代表者ブログ, 発達障がい, 教育について, ひとり言

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