なぜ、大人になって発達障がいだと気付くのか?

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大人の発達障がいについては、以前にも2016年6月24日付本ブログ(『大人の発達障がい『自閉スペクトラム症』の基礎知識』)などで少しだけ触れさせていただきいたことがありますが、今回は、時々まわりでも耳にする「大人になってから発達障がいになるの?」という疑問について、すごくわかりやすく解説してある記事を見つけたので、一部抜粋しながらご紹介させていただきたいと思います。

4月26日現代ビジネス配信記事

大人の発達障害、コミュニケーション問題はどう回避できるか

上記、タイトルに記事へのリンクを貼りつけておりますので、興味のある方は是非そちらから全文をお読みになってください。

なお、本ブログの中では『発達障がい』と『発達障害』や『自閉スペクトラム症』と『自閉症スペクトラム』といった感じで、表記ゆれがありますが、学会のガイドラインの変更に伴って診断名が変わったり、自治体等によって違ったりする関係と、記事の内容に関してはそのまま引用させていただくことによります。その点は、ご了承ください。

軽症であるがゆえに…

子どものころは何か問題が生じても発達障害によるものと気づかれず、社会に出てから本人が生きづらさを感じるようになることがあります。大人で診断される発達障害は、軽症のために子どものころに見過ごされていたケースが多いのです。

大人になって生きづらさを感じたり、問題が生じて精神科を受診してくる人たちのなかには、「自分はアスペルガー障害ではないか」と心配する人がいますが、多くの場合、軽症の自閉スペクトラム症です。

子どもの頃はそれほど気になるほどの症状ではなかったり、多少の問題行動は「子どもだから。」で許されたりしていたことが、大人になるとそうはいかないことが多くなる。そのため、大人になってトラブルにつながったり、周囲とのギャップを感じたりしたことから、初めて発達障がいだという診断に至るということです。

これまで発達障害に気づいていないので、療育などは受けていません。原因も対処法もわからずに戸惑い悩んでいます。人生のステージが進んで、自らを取りまく社会構造が複雑になっていくにしたがい、さまざまな不適応が生じているのです。

職場ではさらに深刻です。仕事が覚えられない、臨機応変に対応できないと、トラブルを生じ、それが続くと、本人の評価も著しく下がってしまいます。上司や取引先などを巻き込んだトラブルの場合には、本人のキャリアが受けるダメージは計り知れません。

記事にもあるように、軽症のために見過ごされていたこと、加えて、気付いていなかったゆえに療育などの適切な対応を受けることもなかったことにより、大人になって気付き、周囲との関係性などで困るケースが多くなる。その結果、大人になって発達障がいになったように本人が感じたり、周囲から感じられたりするけれど、実はそうではなく、気付いた時期の問題だということ。

このように説明してもらえると、非常にわかりやすく、早期に気付いた場合には、周囲がしっかり理解し、きちんとした療育等を受けておくことが、本人が成長していく中での困り感や人間関係でのトラブルを軽減することにつながることになるわけなので、医療機関にかかること、療育機関にかかることは、本人のためにとても重要なことなのです。

この記事の中には、起こりやすいトラブルについてや、そんなトラブルの回避法についても書かれていますので、お知りになりたい方は是非読んで、勉強なさってみてください。

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