『偏差値』という評価と目の前の子どもの力の違いについて理解していますか?

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最近は学校の評価の出し方や成績の出し方がいろんな形に変わり、学校によっては試験(定期考査)のやり方まで変わってきており、子どもたちはもちろん、それによって子どもたちの状態を知りたい保護者の方々にとってもいろんな面で難しくなっていますね。

そうは言っても、特に受験の関係等になると出てくるのが『偏差値』という言葉であり、評価基準。資料によっては、学校の受験基準をこの『偏差値』で設けているものも少なくないので、大きな指標の一つであることは間違いない。しかし、自分たちもそれで評価や判断をしてきたはずなのに、意外とわかっているようでわかっていないのが、この『偏差値』という数字。

ただ、今さらこの『偏差値』という数字について、細かい内容や意味を解説して理解してもらおうとは思ってなくて、子どもたちを評価する時に『偏差値』という尺度ではなく、目の前にいる子どもの力をきちんと見ることで評価をしてあげて欲しいと思い、『偏差値』の考え方を簡単に説明するとともに、それがいかに目の前の子どもたちのがんばりの評価とは違うものであるかについて少し書かせてもらいます。

そもそも、『偏差値』とは相対評価であり、その評価をする段階での対象となる子どもたちの成績を基準として、対象の子どもがどれぐらいの位置にいるのかを数値で表したものです。したがって、その子ががんばって力を伸ばしたとしても、まわりも同じように伸びていると『偏差値』は変わらないし、逆に、本人のがんばり以上にまわりががんばって伸びいると『偏差値』が下がることもあります。

本人のがんばりだけで簡単に上げることができないのが『偏差値』。だから、『偏差値』が上がらないからといってがんばってないわけでもないし、逆に選ぶ環境(どの母集団の中で『偏差値』を出すのか)によって、数値としての『偏差値』は簡単に変わるのです。

そういう意味で、『偏差値』はあくまで尺度の一つであって、判断の基準とするべきものではなく、がんばりの評価や子どもの力が伸びているかどうかは、単純に「これまでできなかったことができるようになった」とか「以前より勉強に対して前向きに取り組むようになった」といった、目で見えるものや感じられるものといった、その子自身の変化をしっかり捉え、評価し、次につなげてあげることの方が重要です。というか、そここそ、しっかり評価なのすべきです。

まずは、そこのところを大人がしっかり理解することから始めましょう。

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