キレやすい子どもたち。原因とその時の大人の対処法は?

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「子どもたちがとてもキレやすくなった。」という話はよく耳にしますし、そういった場面に遭遇することも多くなった気がします。その原因は何なのか?実際にそうなってしまった場合、どう対応すればいいのか?などを少し考えてみたいと思います。

その原因は?

様々な要因や環境など、成長過程も含めた子どものバックボーンが複雑に絡んでいる場合が多いため、一つに限定できるものではないし、子ども一人ひとりによって違うため、これまた原因を明確化できるものではありません。

ただ、いくつかの大きな原因と考えられるものをあげながら考えてみたいと思います。

①自分の気持ちをうまく表現できない(伝えられない)
自分の気持ちがうまく表出できないということは、本当の気持ちや自分の意志が抑圧されている状態。その抑圧されている感情が抑えきれなくなって爆発してしまい、キレた行動をとってしまう。

②生活習慣の乱れ
規則正しい生活は健康の基本。きちんと食事によって興奮を抑えてくれる栄養素(カルシウム)の摂取ができていなかったり、必要な睡眠時間が確保できていなかったりすることで、イライラが大きくなり、キレた行動をとってしまう。

③発達障がいの疑いも…
自閉症傾向の場合は、本人が希望する行動ができないと癇癪を起すこともあるし、AD/HDで衝動性が強い場合など、衝動的に暴れ始めたり、おこり始めたりといった形でキレた行動をとってしまう。

などなど。

その時の大人の対処法は?

①ゆっくり話かけて落ち着かせ、話を聞いてあげることで安心感を与える
相手に合わせて、こちらが早口で怒ったりしてはダメ。子ども自身が自分の感情がコントロールできない状態になっているので、まずは優しいトーンでゆっくりと話かけることで、こちらが子どもの気持ちをコントロールして落ち着かせることが必要です。そして、落ち着いてきたら子どもの話をゆっくり聞いてあげましょう。そうすると、子ども自身が自分を客観的に振り返ることができると同時に、さらに気持ちを落ち着かせることができるはず。そういった対応が、子どもにとっては大きな安心感につながり、自分自身でコントロールする方法を身に付けるきっかけにもなるはずです。

②規則正しい生活習慣により健康な心と体づくりを行う
そもそも、キレやすくなる原因を少しでも軽減することが大切。その一つが規則正しい生活を行うこと。これは大人が心掛けることでいくらでも行うことができることだと思うし、まずは大人たちが規則正しい生活を送る姿を子どもたちにも見せ、自然と身に付けてもらうことが理想的な子育ての形。それがきちんとできれば、大人自身も健康でいられるし、子どもたちに教える場合にも言うことに説得力が出ます。

③必要に応じて専門家や医療機関に相談
専門家や医療機関にかかるのは、必ずしも、障がいであるということを認めるために行くわけではありません。逆に、「障がいではない」ということをきちんと認めてもらうためでもあります。要は原因の一つの可能性をさぐるということ。その上で、専門的な意見をいただきながら、他の原因を探ったり、その子に合った対処法をみつけたりすることで本人が落ち着いて生活しやすい環境作りを目指すのです。

一番苦しい思いをしているのは…

大人は、子どもがキレることが多くなるとその対応に難しさを感じたり、その様子を目にするのが苦しかったりすると思います。でも、言うまでもなく、一番苦しい思いをしているのは子ども自身。

その苦しみを理解し、寄り添い、子どもたちがキレることなく過ごしやすい環境を生み出せるようにしてあげたいですね。

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