完全に他人事だと思ってるやろ!!もう残り1年を切っているのに…

中学3年生にとっては、残すところ公立高校の一般入試のみとなり、泣いても笑っても最後の勝負に向けて全力疾走しているこの時期。

ということは、自分たちの入試本番までに残された時間はもう1年を切っていて、そのことをことあるごとに何度も何度も言っているのに全然響かない中学2年生。完全に他人事だと思っている上に、緊張感がまるで感じられない。赤信号目前の黄信号…。

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そういった意味では、受験本番となっている中学3年生のみんなより、心配の種が大き過ぎる中学2年生。すでに、指導のポイントは完全にこちらに移行しつつあります。

受験準備のタイミング

大学受験の高校3年生、特に普通科の子どもたちは一般的には遅くても夏前には、早い学校では2年生までで部活を引退して受験に備えて勉強中心の生活に切り替えていく。

それに対して、中学3年生は夏過ぎや秋頃にようやく部活を引退し、それからでも重い腰は上がる子はいいが、そのままズルズルとエンジンがかかり切るか否かぐらいで受験に突入していく子たちが多い。

もちろん、部活は部活でその時にしか出来ない青春の時間を思いっきりがんばって欲しいと思う。だからこそ、いかにしてそれと両立させるのか、自分ができること、やらなきゃいけない事は何なのかをしっかり考え、やるべき必要最低限のことだけはやって欲しい。

そもそもが、勉強が嫌いだったり、苦手だったりする子どもたち。小学校6年間、中学校2年間の計8年間でもマスターできていない事は山程ある。にもかかわらず、残りの時間は1年を切っている。だからこそ、みんなと同じスタートラインに立って、夏過ぎや秋頃から始めるような余裕は全く無いどころか、今の段階でも時間はいくらあっても足りないぐらい。

そのことをわかっているのかわかっていないのか…?

受験するのは他の誰でもない自分だということを自覚しているのか…??

まさか、誰かが自分の代わりに受験してくれるぐらいに思ってるのか…???

これからも言い続けます。ちゃんと気付いてくれると信じて…

もちろん、今になって急にそのことを伝えているわけではなく、ずっと前から言い続けているのだが、変わらない(変えられない)まま現在に至ってしまい、こちらが焦っているし、変えられない自分の無力さを痛感しているのだ。

精一杯がんばっても出来ないのと、がんばることなくできないのとでは全然意味が違う。例え、結果が同じであっても、その過程の違いはその後の成長に大きな違いがある。

それを知っているからこそ、何とか伝え、気付いて欲しいのだがそれがうまく伝えられない。

変わらない子どもたち以上に変えられない自分に苛立ちと腹立たしさを覚える…。

ただ、そんな自分に負けてしまわないように、とにかく嫌がられても言い続け、子どもたちが少しでも成長して自分の希望する進路に進めるようにがんばっていきます!!

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