褒めてあげるべきことを的確なタイミングで褒めるのはむずかしいことだが、とても大切なこと。こちらとしても、子どもたちはできるだけ褒めて育ててあげたい、伸ばしてあげたいと思っているが、日常生活や学習場面の中では、これがなかなかどうして難しいことで…。
逆に叱ったり、怒ったりする場面は非常に多くなる。だって、自分も含めて、子どもたちってダメって言われることほど大好きだし、懲りないから♪♪笑
いずれにせよ、子どもたちをどういう風に乗せて、どういう風に伸ばすかは大人の腕にかかっているし、子ども一人ひとりの性格によっても変わってくることなので、大人がしっかりといろんな手法を身に付けておきたいものだ。
前置きが長くなり、その前置きの中にも何気に書いてみましたが、一見同じように見える『怒る』と『叱る』ですが、そこにはちょっとした違いがあります。すごくわかりやすく違いをまとめているものがありますので、ちょっとご紹介させていただきますね。
『怒る』と『叱る』の違い
『怒る』 『叱る』
感情的に 理性的に
自分のために 相手のために
過去に焦点をあて 未来を見据えて
怒りと勢いで 愛と勇気で
自分の言いたいように 相手に伝わるように
感情に任せて 試行錯誤しながら
もちろん、解釈や考え方によってその違いもいろいろ異なるとは思います。
もっと言えば、それが『怒る』という言葉であれ、『叱る』という言葉であれ、大切なのはその根底にある伝えようとする側の思いや気持ちのありようだと思います。だから、『怒る』と『叱る』が違う考える必要はないかもしれないし、実際、言葉に違いはないという気もします。
でも、違うものとして考えること、その根底にこういった考え方があるというものの一つとして捉えることで、子どもたちと接するときの一つのポイントにできたらいいんじゃないかな?と思っています。