来月、朝日新聞出版より『週刊マンガ日本史』というマンガ雑誌が創刊されるらしい。
『ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章』の藤原カムイさんや、『Drコトー診療所』の山田貴敏さんら人気の漫画家らが歴史上の偉人描く。
また、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)に出演している歴史研究家の河合敦さんが総監修は担当するということで、内容的にもビジュアル的にもかなり期待できるマンガになりそうだ。
子供たちの活字離れがひどくなり、本を読まない子に対する指導の方法をよく相談されるが、その際に「マンガから始めてみましょう!!」という提案をよくします。
保護者の方々の中には、「マンガ=ダメ」みたいな考え方の人もいて、ご家庭で薦めても敬遠される人が多かったり、「えっ?マンガを読ませるんですか?」って聞かれることもある。
一口にマンガと言っても、いろんなジャンルのものや内容のものがあるからすべてが良い・悪いと簡単に括ることはできないが、それでもやっぱり保護者の人たちは子供たちがマンガを読むことにあまりいいイメージを持っていないのはたしかだ。
でも、今回創刊されるマンガのように、ある程度きちんとした史実に基づいて書かれているマンガは、普通に史書を読むより歴史的背景を含めたイメージが作りやすく、歴史の大きな流れや人物像を勉強するにはとてもいい教材になる。
それを読んで興味が持てれば、次は小説による歴史物を読んだりするというように少しずつステップしていけば、自然の流れの中で子供たちが本を読むきっかけ作りにも十分なり得ると思う。
本を読むことも含めて、勉強することにとって一番大切なことは“楽しい”と感じること。
マンガを使っても勉強は勉強。
楽し見ながら学ぶことができたら最高ですよね♪♪(^_-)-☆
マンガで勉強