『時』を表す言葉

みなさんは普段の生活の中で、正しい言葉を使っている自信がありますか?
私はありません!!(笑)
日常、よく使われている言葉の中に意味を間違って使っている言葉は結構あります。
この間違った言葉をみんなが普段から当たり前のように使っていて、それがまるで正しい言葉のように認識されているため、なかなか間違いだと気付くことがありません。
ただ、実際に学習の場面では正しい言葉を使うことが当たり前なので、それにより答えを間違えてしまうということが起こってしまいます。
その中の『時』を表す言葉についての意外な間違いを一つ紹介。
あなたがもし、「今の時間を教えてくれませんか?」と聞かれたらどう答えますか?
時計を見て「〇〇時〇〇分です。」と相手に答えてあげると思います。
この中の言葉の使い方が間違っているのわかりますか?
「どこがおかしいの?」と思った人も多いのでは?
大人でも普通に会話の中でよく使っていると思うのでなかなか気付かないこの間違い。
大人でも間違えているぐらいだから、多くの子供たちも間違って使っているし、正しい言葉を知らない子供が多いんです。
この言葉は小学校の算数で『時』を勉強するときに出てくるのですが、正しく使い分けないと言葉そのものを間違って使ったり、単位を間違えて使ってしまうことで、答えが“×”になってしまうことがよくあります。
この場面では「今の時刻を教えてくれませんか?」というのが正しい言葉の使い方になります。
「時間」「時刻」
すごくよく似ていて、普段あまり使い分けをしていない言葉ですが、もちろんそれぞれに異なった意味があります。
辞書によると、用法の中には「時間=時刻」として使うものもありますが、基本的な意味としてはきちんと使い分けるべき言葉。
当たり前のことですが、算数の教科書の中では正しく使われているので、子供たちがわからず混乱することがよくあります。
みんなが当たり前のように使っていると、たとえ誤用であっても相手に意味が通じて会話が成立してしまうため、特に支障がありません。
でも、学習の場面ではそうはいかないことが多いので困ります。(^_^;)
日頃から正しい言葉を使うことを心掛けましょう!!(←自分への教訓)

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