あいのり学校

遅ればせながら、あいのり本の10巻を手に入れて読みました。
一応、あいのりマニアなもんで本は全部揃ってたりします…。(笑)

その中にあいのり募金による“あいのり学校”のコーナー。
今までアフリカ(エチオピア、ケニア)に2校設立されていたあいのり学校に続き、アジアに2校設立された学校のことが載っていました。
その中にこんな内容が…。
『貧困が集中しているのはアフリカだというイメージの人が多いと思います。しかし私たちが住んでいるアジアでは、アフリカ以上に多くの人が貧困と闘っています。世界の貧困人口の半数がアジアに集中し、5億人もの人々が1日たった1ドル以下で生活しているのです。日本のすぐ隣で、苦しい毎日を送っている人たちがたくさんいるのです。』(本文より抜粋)
この現実をどう受け止めるべきなのか……。
このあいのり募金で設立されたアジアのあいのり学校は、カンボジアとネパール。
アジアの中でも特に貧しい国、カンボジア。
人口の半分が子供であるにもかかわらず、小学校に入学できるのはそのうちのたった2割。ポル・ポト政権時代の影響で、学校教育制度そのものが廃止され、建物も取り壊されてしまっていて、教室も教師も教材もすべてが不足してしまっている国。
この国には国境越えでしか入国したことがなく、タイとの国境付近の一部の地域しか知りません。でも、その一部の地域ですらその一端を垣間見ることが出来ました。
そして…。
一度は志願して受験したJICAの青年海外協力隊で、自分が派遣予定だった国。何かの縁を感じずにはいられない国。そう遠くない未来に、この国に足を踏み入れていることは間違いないと思ってます。
もう1つはいまだカースト制度の影響が色濃く残っている国、ネパール。
男性で約60%、女性にいたっては約25%程度の識字率であるという現状、義務教育がないため、親の不理解により学校に行けない多くの子供たち。
学校に通えることに喜びを感じ、勉強できることに幸せを感じている子供たち。日本の子供たちとなんら変わらない子供たちであるはずなのに、どうしてこんなに違うのだろう…。
そんな子供たちのために……。
先日のイベントでも感じたこと。
一人一人の力は小さくても、みんなが力を合わせれば大きなことが出来る。
今、自分が願っている夢も、自分一人の力ではどうすることも出来ないかもしれない。でも、みんなに理解してもらい、みんなの協力を少しずつ分けてもらうことが出来ればきっと叶うと信じています。
だから、その夢に向かってちょっとずつがんばります!!
世界中の子供たちがみんな幸せに暮らせる世界になりますように♪♪

-代表者ブログ, あいのり

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