マイナンバーカードを作っていない私にとって、マイナンバーを証明してくれるのが「通知カード」。このカードが5月下旬に廃止されるそうです。その廃止に伴って、通知カードの新規発行や再発行、住所氏名などの記載内容の変更ができなくなるとのこと。
ただ、すぐに「通知カード」自体が証明する書類として使用できなくなるわけではなく、記載事項に変更がない限りは使えるそうですが、逆に言えば、万が一紛失してしまったり、破損してしまったりしたら再発行はしてもらえないから必然的にマイナンバーカードを取得しなければいけないってこと。
これまでにマイナンバーカードの申請を一度だけ考えたことはあります。それは、確定申告の際に、マイナンバーカードがあれば、税務署に行かずに自宅からパソコンで確定申告を行なえると教えてもらったとき。でも、結局それも、その年だけの話で、翌年からマイナンバーカードが無くてもパソコンから確定申告を行なえるようになったため申請は行なわず。それ以外で、これまで一度もマイナンバーカードの必要性を感じたことがなかったので、「通知カード」だけでここまでやってきました。自分以外にもそんな人はきっと多いのではないかと思います。
今回の「通知カード」廃止により、各自治体ではマイナンバーカード取得の推進を行なうらしい。というか、「通知カード」が廃止になるなら、それは至極あたり前のこと。
それに加えて、倉敷市を含め、今回の新型コロナウイルス感染症対策のための特別定額給付金の申請が始まったものの、マイナンバーカードを取得している人から優先的に申請が可能になっているらしく、取得していない人間は、自治体からの申請書が届くのを待ってから郵送等にての申請になるとのこと。それを知って、大急ぎでマイナンバーカードの申請や、取得はしているものの暗証番号を忘れてしまっている人が役所に集中して、想定外の混雑を引き起こしているという話もチラホラ聞くし、おまけに今日なんかは自治体によって、マイナンバーカードのシステムへのアクセスが集中し過ぎてシステムがダウンしてしまったというニュースも見た。
今から申請しても、マイナンバーカードの発行は1〜2ヶ月後になるらしいので、素直に自治体からの郵送便を待って手続きした方が、結果的に早いらしいのに…。
結局、申請して取得することが必須化され、いろんな意味で保持を求められるのであれば、早めに申請しておけばよかったと少しだけ悔やんだものの、悔やんでみても始まらないので、落ち着いたら、またのんびり申請を行ないたいと思います。笑