今の自分の先にある未来の自分の姿。

簡単に言えば『見通し』。それが見えると見えないとでは、今この瞬間をがんばるモチベーションにも大きく影響してくる。

「何のために勉強しなきゃいけないの?」

この、子どもたちの究極の質問に本当の意味での明確な回答を示せる大人がどれぐらいいるだろう?

それ以前に、今の自分の先にある未来の自分の姿がしっかり見え、そこに向かってまっすぐに進めていると自信を持って言える大人がどれぐらいいるだろう?

止まることのない時間の流れの中で、日々の生活という現実に背中を押されるように進んでいる先が不透明な日常で、どれだけ「がんばれ!!」と言われてもがんばる意味を見つけるのは難しい。

成長途中の子どもたちにとってはあたり前。

一人前に成長したつもりで生きている大人にとっても簡単なことではない。

いや、むしろ、未来の自分の姿がどんどん想像しにくくなっている大人の方が、ある意味、子どもたちよりも大変なのかもしれない。

そんな大人が、本当の意味で、子どもたちに未来を指し示すことができるのだろうか?

未来へ向かうことの意味や必要性を、その背中で見せることができるのだろうか?

まずは…

大人が、自分自身が、しっかり今の自分と向き合い、その先にある未来の自分を想像できるようにならないと、本当に必要なことを子どもたちに伝えることなんてできないだろう。

今、自分がしていることは、人のため、自分のためになっているのか?

今、自分が進んでいる道は、自分が思い描く未来へとちゃんとつながっているのか?

20160902001

人生に無駄なことなんて何一つない。だから、未来を信じて、今を一生懸命生きていれば大丈夫。

そう思い、信じていながらも、多忙な毎日の中で見失いそうになる今の自分と未来の自分。流されないように、負けないように、しっかり大地に足を踏ん張って、がんばるしかない。

今の自分を積み重ね、未来の自分へとつなげたい。

子どもたちと一緒にがんばろうっと☆

-代表者ブログ, ひとり言

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