最近のあいのりはいろいろ勉強できることが多い。
世界中にはいろんな形で戦争を経験した国がたくさんある。
日本もそのうちの一つであり、世界で唯一の被爆国。
自国内でもたくさんの犠牲者をうみだし、他国へ進出してその国の秩序を乱したりもした。
でも…。
すべての人がそうだとは言わないが、日本人っていろんな経験を簡単に忘れてしまっている気がする。
『戦争』という歴史的事実は知っている。
それを経験した人がどんどん少なくなり、自分たちのような戦争を知らない世代が大人になっていく中で、その事実は歴史の中に埋もれている。
実際に経験をしていない自分たちが、単なる知識として歴史を継承していくということはおこがましいことかもしれない。
しかし、大切な教訓としてその“負”の遺産をどういう形で受け継いでいくかということもまた未来のためには必要なことのような気がする。
ほんの一部ではあるが、ドイツという国の現状を見て日本とはまた違ったその継承の仕方に考えさせられるものがあった。
忘れっぽい日本人。
自分もその日本人の一人。
いいことも悪いことも含めて、何でも忘れてしまうのではなく、自分たちが未来へ進むための道標として大切にしていきたい。
喉元過ぎれば…