一華開五葉

「花が実を結んで繁栄するプロセス

美しい言葉です。一輪の花が五枚の花弁を開き、やがて実を結ぶ。自然のありのままの姿。何の気負いのない、美しくも自然体で力強い繁栄の象徴です。
この五つの花びらが開いてこそ、次の世代に全てが継承され、実が実ります。五つの花びらとは五つの心のことです。

一、純粋で清らかな相手の心をありのまま受け取れる円満な智慧。
二、差別の意識を捨て、平等に拝める智慧。
三、差別でなく、平等の中での区別がこまやかに、確かに観察できる智慧。
四、他の人々のために行動できる智慧。
五、この世界は皆、仏の心の現われだと受け取れる素直な智慧。

あの蓮の花のように純粋で美しく花開きたい。

『一華開五葉』=「いちげごようをひらく」と読むのだそうです。
いつものことだけど、いろんなことに行き詰るとなんとなくこの本を手にしてしまいます。
自分できちんと整理することができない自分の心の中を整理するためのヒントが欲しくて…。

そして、必ずその時々の自分の気持ちに呼応するかのように一つのことばが目に留まります。

今日のこのことばは、今の自分ができていないことをすごく端的に表現してくれているような気がしました。
二や五あたりは、若干宗教色が強い気がしますが、それも十分日常生活に読み替え可能な範囲で、大切な考え方として受け取ることができます。

そうやって一つ一つのことばを読んでいくと、自分はそれらのことができていないから迷いや不安が生じ、自分の気持ちを一定に保つことができなくて不安定になってるんだろうと思います。

特に大切だと感じることは、“ありのまま”を受け取るということ。

いろんな形でそのことの大切さを教えてもらってきたので少しずつできるようになってきているとは自分なりには思うのですが、そこに感情や欲望が入るとすぐにできなくなってしまいます。

どうしたものやら…。(苦笑)

まずは、そんな弱い自分に打ち勝つことができる人間になれるよう、少しずつでいいからがんばっていきたいと思います☆

-禅の教え

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