20人もの小学生の子どもたちを含む26人もの人が犠牲になった銃乱射事件。
どうしてこんな惨劇が何度も繰り返されるのだろう…。
報道によれば、20歳の犯人は自宅でその小学校の教員だった母親を自宅で殺害し、それから小学校に乗りこんで銃を乱射し、その後自殺をしたということ。
何がその犯人をこんなとんでもない事件に駆り立ててしまったのかは追々明らかにされていくのであろうが、今回事件が起こってしまった背景とともにアメリカ国内に限らず国際社会の中で問題視されているのが銃規制の問題。
これまで何度も銃乱射事件が起き、たくさんの犠牲者を出しながらも一向に進まないアメリカでの銃規制。
今回は犠牲者の多くがまだ小さい小学生の子どもたちだったことから世論は大きく問題視しているようだが、これまで規制に動けなかったアメリカが本当に規制に向けて動くことができるのか?
もちろん、銃を規制したからと言ってこういった類の事件がすべて防げるというわけではない。
アメリカのように一般に銃が認められていない日本ですら銃による事件が起こってしまうような世の中だ。
それでも、規制する法律ができ、人々の意識を変えることができれば少しは事件の抑制に繋がるのではないか?というかそうなって欲しいと願わずにはいられない。
アメリカでの事件でもそう。
日本で起こるいろいろな問題でもそう。
いつもいつも、どうして対応は後手後手に回ってしまうのか?
何らかの犠牲がないと、その痛みに気付くことはできないのか?
気付いていても、犠牲さえ出なければそこに目をつむることができるのか?
人々が楽しく、日々笑顔で過ごせる平和で穏やかな世の中を本気で作り上げようとは思わないのだろうか…?
犠牲になった子どもたちと先生方のご冥福を心から祈るばかりである…。