指導を統一

今日の夕方のSくんの授業。
少しずつレベルアップしている算数の計算を引き続きがんばってやりました。
いつもはその前に漢字のノートを持ってきて1ページ勉強するのですが、今日は漢字じゃなくて算数が宿題とのことで算数のノートを持ってきていました。
(後でお母さんに聞いたら、漢字の宿題はあって、ただ単にノートを忘れただけだったみたいです…。)
その算数の宿題のノートを見ていたら、学校の先生がかなり工夫をして指導をしてくださっていて、本人もかなりその方法を理解してスムーズにできていました。
その方法自体はこちらが指導で使っている方法とそんなに大差はなかったのですが、数字を書く際の位毎の色分け(例えば十の位は黒色、一の位は赤色)などに若干の違いがありました。
Sくんが混乱することなく、少しでも理解しやすくするためには学校とこちらで指導している方法や内容が統一していることが理想的。
もちろん、これは学校とのことだけではなく、ご家庭との統一も必要なこと。
その子に教える場合に、関わっている人みんなが同じように伝えれば、本人は何度も同じ指導を受けることができることで反復練習にもなるし、なにより混乱をきたすことなく安心して勉強できます。
これは実際にうちでの指導では大切にしていることで、ご家庭ともよく話をして指導日以外にご家庭で見ていただくときに、同じ指導をしていただくようにしています。
それをきちんと行なってくださっているご家庭では、子どもたちの理解度や伸び具合が全然違います。
学校の先生と指導を統一することは理想ですが、現実はなかなか難しくて…。
それでも、子どもたちのためには何らかの形で情報交換をし、ある程度統一した形で指導できる環境を整えるようにすべきだと思います。
もちろん、前述のようにご家庭との連携は必要不可欠。
場合によっては、ご家庭が学校とのパイプ役になって連携してくだされば、三位一体となって子どもたちへのよりよい指導環境を作ることができると思っています。
すべては子どもたちのために…。
少しでも指導を統一していい指導環境を作り出せるように、みんなで協力できるようになるといいですね☆

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