やってはいけない子どもの叱り方

叱るよりはしっかり褒めて育ててあげたいのが子ども。
でも、時として叱ることが必要なことも多々あるのが子ども。
そんな場面でやってはいけない叱り方を紹介している記事(『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』(著者:立石美津子)からのものだそうです。サイトの原文はこちら。)を見つけ、「なるほど!!」とすごく勉強になったのでご紹介させていただきます。

子どもに対しての4つのNGな叱り方

1.真剣に叱っていない

子どもに対して始終ガミガミ言っているのに、子どもの言動や態度がちっとも改善されないなんてことはありませんか?それは子どもにあなたの“真剣さ”が伝わっていないから。真剣に叱らないと、子どもは次第に「また言ってら」と、あなたの小言を右から左に受け流すようになります。

2.「さっきは言い過ぎた」と前言撤回する

厳しく叱ったことが心に響くと、子どもは目に涙を浮かべたり、緊張で全身をこわばらせたりします。こうした子どもの変化を見て、「お母さん言いすぎたわ、ごめんね」と態度を軟化させる人がいますが、これはよくありません。

3.脅迫形で叱る

脅迫形は、百害あって一利なしです。子どもははじめのうちこそ、渋々言うことを聞くでしょうが、そのうち、言いつけを守らなくても脅迫内容が実行に移されないことを学習します。そうなると、子どもに脅迫作戦は効かなくなりますし、「どうせ口先だけ」と親を舐めることにもつながりかねません。

4.叱るだけで褒めない

子どもは、叱られて「しまった!」と思ったら、きちんと改善しようとします。ところが、せっかく頑張ったのに、親が知らんぷりをしているとがっかりして、また元の黙阿弥になってしまうのです。ですから、叱ったあとに、子どもの態度・言動に少しでも良い変化が見られたら、できるようになったことを褒めてください。“叱る”と“褒める”は必ずセットにしましょう。
これは子育てに限らず、子どもたちを指導したり、支援する立場の大人もちゃんと知っておかないといけないことだと思います。
上手な叱り方と、それよりもっと上手な褒め方をしっかり考えて実践し、子どもたちの可能性をどんどん伸ばしてあげましょう。

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