好き嫌いが大きく分かれる教科の一つ、数学。
「小学校の算数までは好きだったんだけど…」って子も多く、中学校になって“算数”から“数学”に変わって数字より文字を多用するようになって『わからない→できない→嫌い』の図式が成立したケースが大半。もちろん、それ以前に「算数の頃から嫌い!!」って子もたくさんいます。
もちろん、好き嫌いによって分かれるところではありますが、実のところ受験科目(私立3教科、県立5教科)の中で短期間で一番点数アップという結果に結び付けやすいのが数学ではないかと思っています。
それはなぜか?
他教科に比べて覚えることが少なくて済むこと、基礎基本を反復してミスをしない確実さを身に付ければすぐに点に結びつきやすい教科だからです。
高校入試の問題は中学校3年間だけの内容ではなく、大体小学校4年生から中学校3年生までの6年間の内容が盛り込まれています。「小学校の問題なんて出てないよ!!」と思われるかもしれませんが、よく考えてみてください。中学数学を解くために必要とする整数・小数・分数の四則計算は小学校の算数でやっていること。
いくら中学校の数学の内容を一生懸命勉強しても、その基礎となる計算力がなければ点数にはなりません。そして、100点満点の問題のうち、実に半分近くは計算力が伴った上で数学の内容の基礎がきちんと解っていれば点の取れる問題なのでそこをミススせずにきちんととれば50点ぐらいを取ることは決して難しいことではないのです。普段のテスト
で20点や30点しか取れずに悩んでいる人にとってみれば朗報でしょ?
受験までの残り少ない時間を難易度の高い問題を解けるようになるために使って、結果的にはその内容も基本問題も取りこぼしてしまうようなことになるよりは思い切ってすべての時間を基礎の理解&反復練習にあてた方が絶対効率がいいのです!!
正負の数の計算、文字式、一次・二次方程式、連立方程式、一次・二次関数、式の展開と因数分解。このあたりはきちんとした計算力ちょっとしたコツさえ覚えたらどんどん解けるようになります。
今からでも十分間に合うので、苦手数学を自分の味方につけよう!!
ということで、Tちゃんの授業は今日も計算特訓でした☆(笑)