うるう年ならぬうるう秒。ご存知ですか?
閏秒(うるうびょう、英: leap second)は、現行の協定世界時 (UTC) において、世界時のUT1との差を調整するために追加もしくは削除される秒である。この現行方式のUTCは1972年に始まった。2012年までに実施された計25回の閏秒は、いずれも1秒追加による調整であった。26回目の閏秒の挿入は、2015年7月1日午前9時直前(日本時間)に行われる。
(Wikipediaより引用)
今年7月1日に実施としては3年ぶり、平日に実施されるのは実に18年ぶりのうるう秒があり、午前8時59分59秒の後に『8時59分60秒』が挿入されるということ。デジタル表示では通常お目にかかれない時間を目にすることができる。
これは、特別な1秒を挿入することでして天文時と協定世界時(UTC)のズレを解消するためのものだが、コンピューターシステムなどの運用に影響する可能性があることから、「単純に1秒追加」ってことではすまないらしい。
ただ、それも過去の報道レベルで言えば、航空会社のウェブサイトや国内外のSNSでトラブルが発生するといった感じで、一般的な民間レベルでは大きな問題になることはないらしい。
また、このうるう秒に関しては1999年から15年以上に渡ってその存廃が議論されていて、うるう秒によるシステムトラブルを危惧することから日本をはじめ、各国から廃止論が挙がっているらしい。そしてこの議論は今年11月には一つの方向性が示されるとのことだが、仮に廃止が決まっても猶予期間を経て実際の廃止時期は最短で2022年。もうしばらくは何年かに一度お目にかかることはできそうだ。
個人的には「いつもより1秒多く寝れるから得する!?」って思ったりもしたが、午前9時と言えばすでに起きて始動している時間なので「逆に仕事時間が1秒長い!?」なんて低レベルな考えしか浮かびませんが…。^^; 苦笑