あなたにとって『思い込み』という言葉の持つイメージはどんな感じですか?
例えば、この絵をご覧になったことある方は多いかと思います。
この絵に映っているのは若い女性に見えますか?それとも老婆に見えますか?
一度どちらかに見えてしまった人は、その思い込みからなかなか抜けられず、思考を切り替えることは結構難しかったりします。勉強をしていても一緒。一度自分で「こうだ!!」と思い込んで解いた問題は、自分では見直しているつもりでもその中にミスがあっても見つけることは難しいもの。
だから、子どもたちに勉強の指導をしているときも「問題をしっかり読まずに勝手な思い込みで判断をしない(解かない)ように。」と口を酸っぱくして言っています。そういった意味で、この『思い込み』という言葉はちょっとマイナスのイメージを持つことが多かったのですが…。
こんな言葉に出会いました。
どうすれば自分の得意なものが見つかるのか。
その方法のひとつとして「思い込み」の力があるように思います。
人間のもつ能力に、それほどの差があるとは思えません。
もちろん天才的な能力を備えた人間もいますが、そんな人間は一握りです。
ほとんどの人間は五十歩百歩。
そのなかで抜きん出ることができる人間とは、
自分はやれると思い込み、自分を信じることのできる人間だと思います。
ー 堀場厚 ー
この言葉の中での『思い込み』という言葉には、とってもポジティブというか、前に進むための力として自分を信じる=思い込むということもすっごく大切なことなんだって感じました。
誰も信じてくれなくても、自分だけは自分を信じて前に進む。
とても大事なことですよね。