子どもたちの成長を大きく促す要素の中で“ほめる”というのは欠くことのできない大事なこと。本ブログでも何度かそのことについて触れたこともあります。(2010年12月23日付け本ブログ『“ほめる”こと』他をご参照ください。)
これまで触れてきたのはどちらかと言えば、実際に子どもたちと学習場面において対峙している先生サイドとしての“ほめる”ことの大切さについてが多かったですが、それ以上に我々よりももっともっとたくさんの時間、直接子どもたちに接している保護者の方々が子どもたちを“ほめる”ことが大切であるかということは言うまでもありません。
「それはわかっているんだけど、一体何をほめてあげればいいのかわかんなくて…」という保護者の方もいらっしゃいます。我々以上にいつもそばで子どもたちを見ている分、小さな成長には気付きにくかったりするためだと思います。ですから、授業後の保護者対応でも「今日はこんながんばりをほめました。ご家庭でもほめてあげてください。」と言った感じでお伝えし、よりたくさんの賞賛で子どもたちの成長を促すきっかけ作りをしています。
でも…。
我々にとってほめるべきことが、保護者にとっては「それはできてあたり前」という判断になると、なかなかほめてもらうことにつながらなかったりすることもあります。
保護者の方々の求められることも十分理解できます。子どもたちがそこまで達すれば、しっかりほめてもらえるんだということもわかります。でも、子どもたちはそこまで一気に上がることができないので、まずは一度保護者の方々の方が下に降りてほめながら応援し、一緒にゆっくり階段を一段一段昇ってあげることが必要だし、一見遠回りのように見えても、実際はそっちの方が子どもたちの成長には近道だったりするんですよね。
保護者の方がほめ上手になることは、子どもたちが成長するための近道であることを我々は知っています。そうやって保護者と我々が一緒にいぃ~っぱいほめてあげることでどんどん伸びていく子どもたちをたくさん見てきたので♪♪
ほめ上手になりましょう!!
“ほめる”ってことは、ほめられる側にとってもほめる側にとっても、すっごく気持ちいいですよ☆