お父さんにはお父さんの願いや思いがある。
お母さんにはお母さんの願いや思いがある。
先生には先生の願いや思いがある。
もちろん、本人には本人の願いや思いがある。
そのそれぞれの思いが、きちんと一つになり、同じ方向性をもてれば最高だがなかなかそうはいかない…。
というより、真逆とまではいかなくても、違う方向に進むことは往々にしてある。
交錯する思いの中で、なかなか結果の出ないことに苛立ち、それぞれが不満と不安を感じながら、疑心暗鬼になってしまってはどうにもならない。
でもやっぱり、その中で一番苦しい思いをしているのは本人だと思うから、自分たち先生に出来ることはその子の成長を信じて“忍”の一字で待つことだけだと思う。
定期考査や入試などを考えると、たしかにいろんな意味でのタイムリミットは存在する。
しかし、そのタイムリミットに振り回されて、焦る必要は全然ないし、それは返って逆効果になりかねない。
時間はかかるかもしれないけど、子供たちはちゃんと成長できるんだから、ゆっくり見守ってあげたいですね。
交錯する思い。。。