Selfishの立ち位置

2006年7月にここ茶屋町で『総合学習サポートセンター Selfish』として開設してから丸8年が過ぎ、9年目を迎えたSelfish。その間、紆余曲折あって今のSelfishとしての一つの形に辿り着いていますが、それすら現時点における通過点であり、まだ目指すべき形が確立したとは思っていません。というより、最終的なゴールなんてないものなので、その時その時に応じて、必要とされるもの、自分たちが必要だと感じるものを形にしながら進んでいきたいと考えています。

なぜ今さらそんな話を?と思わるかもしれませんが、たくさんの方に知っていただいた分、Selfishをいろんな形で認識、解釈されている方も多くなり、「あれっ?ちょっと違うんですけど…。」と思うことがあるので、時々そのあたりをちゃんと公言しておかないといけないのかな?なんて思ったりしたもので、久々にひとり言として呟いてみたりします。(笑)

一言で言えば、Selfishの立ち位置は“教育”の場です。

それは、これまでも今も、そしてこれからも決して変わることはありません。

ただ、それを推し進めていく上で、必要に応じて福祉の制度を利用しています。そのために、福祉の事業所としての側面も持ち合わせているのですが、それはあくまで便宜上のことであって一般的な福祉の事業所とはその意味合いは異なります。その部分は、表面的にはわからないことなので普通に福祉サービスの事業所としてお問い合わせをいただくこともありますが、致し方のない部分だと思っています。

じゃあ、厳密に線引きをする必要があるの?と聞かれれば、正直なところ、その必要性はまったくないとも思っています。というか、支援を行なっていく上で教育であるとか福祉であるとかといったことはどうでもいいことで、困り感を抱えている子どもたちの困り感が少しでも軽減できれば、それでSelfishの存在意義がちゃんと形を成しているということなのだと考えています。

でも、それとは別に、Selfishが取り組む活動の在り方というか、うったての部分をハッキリさせておくことは、進むべき道を迷わず、ブラさず、真っ直ぐに進む上で一番大切なことだと感じているため、そこのところは言葉として明確に発信しておきます‼︎

大好きな相田みつをさんの言葉をお借りしながら…。

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