何に対してプライドを持つか?

『プライド』。もしくは『意地』というの言い方でもいいかな?

何かをする際に、そのモチベーションとなったり、最後の踏ん張りの原動力になってくれるもの。それはもちろん、学習の場面でもとても重要な要素。いい意味での『プライド』をしっかり育てることで、学習に対する意欲や意義を見出して欲しくて…。

例えば、宿題のワークをするにあたり、できない問題やわからない問題のところを空白のままにしておいて全然平気な子。「だってわかんないもん。」の一言で片付ける。できない(わからない)ことに対して、まったく『プライド』なんてものは発動してこない。導火線に火を付ける前に、その導火線のありかから探さないといけないので大変です↓↓。

逆にできない問題やわからない問題があっても、そこを空けたままにしておくことができない子。なんとかしてすべて埋めることに『プライド』をかける。そのために必死で調べるとかならいいのだが、すぐ人に聞くとか、時にはちょっぴりインチキしちゃうことで埋めることも…。『プライド』を持っているだけいいが、その方向性を誤ると大変なことになっちゃう。

こちらが期待することは、できない問題やわからない問題に直面した時に、そこに悔しさを感じて「絶対できるようになってやる‼︎」というの『プライド』を持って欲しいということ。そに『プライド』がしっかり芽生えてくれたら、勉強することの“意義”がきちんと自分の中に見えるので、がんばりも継続できるし、なにより自然と成績も伸びてくる。

ただ、「何とかして埋めてやる」なんてちっぽけな『プライド』なんかいらない‼︎自分でがんばることに重きをおいて、がんばった上でできなかった問題は、そのまま空白で「がんばって、絶対解けるようになってやる‼︎」という大きな『プライド』を子どもたちにはみんな持って欲しい。

それがいつかきっと、自分自身の中に自信と誇りとして育ち、自分を大きく成長させてくれるんだよ。

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