人が先か?教員が先か?

埼玉県で取り沙汰されている学校関係のニュース、ご覧になりましたか?高校1年生のクラス担任をもつ教員が、学校を休んで同じ日に行われた他校の自分の子どもの入学式に参列して波紋を呼んでいる問題。ニュースを読んでみてみると、このことを問題視していろんな立場の人が発言しているが、その発言内容はいかがなものかと思ってしまう…。

もちろん、この数名の教員も無断欠席をしたわけではなく、きちんと届けを出し、受理された上での欠勤。決して問題行動なんかではない。

加えて言えば、同じ教員でも新入生の担任でない人が同じく休暇を取って子どもの入学式に参加していた人もいたであろうが、そこは問題視されていない。

だったら、そういう人事配置にした管理職に問題があって、当の本人は正当な権利を行使しただけなので責めを受ける必要性はないんじゃないの?とさえ思える。

子どもの入学式に出席するために仕事を休んで参列した人が日本全国でいったい何人いたのだろう?それは会社の人間である前に一人の人間であり、一人の親であることをきちんと認められている人としての当然の権利であるならば、教員は、それもたまたま新入生のクラス担任をもつことになってしまうと人としての当然の権利を主張することもできず、教員の仕事を最優先しなければならないの?

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人が先か?教員が先か?

簡単な答えのような気がするけどなぁ…。

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