定期考査

中学校が後期の中間テストの試験期間に入った。にもかかわらず…。

自分たちが試験を受けるんだという自覚がまったく感じられない。テストの範囲が発表になっても範囲表を持って来ない。各教科の試験範囲の確認もしていない。テストを受けるのは、一体誰なんでしょうねぇ…?

試験範囲を見ると、そのテストで聞かれることはおおよそ予想がつきます。もちろん、学校での定期考査なので、それぞれの先生のカラーが思いっ切り出るから授業を聞いてない自分にすべてを予測することはできませんが…。

それを元に、ポイントだけを絞って覚えさせれば、どの教科もある程度の点数をとることは簡単。でもそうやって取った点数には意味がない。それは本人にキチンと力がついたわけではないから…。

目先の点数を追いかけるのではなく、自分自身でどうやってテストに取り組むかということが大切。その力をきちんと付けておかないと、上の学校に進学したときについていけなくなってしまいます。子供たちには、自分で未来を切り開いていく力を身につけてもらいたいと願っています。

〈定期考査に向けての準備〉
1.テスト範囲が発表されたら、その日のうちに全教科の教科書に目を通してテスト範囲を把握する。

2.テスト範囲に含まれている、ワーク及びプリント類を確認して、すべてそろえる。(普段からきちんと管理していれば改めてする必要のないことなんだけど…)

3.試験期間の前半のうちに、きちんと全範囲の見直しをしてポイントをノートにまとめ、自分の理解できているところとできていないところ(分からないところ)をきちんと把握する。

4.理解できていないところ(分からないところ)を、学校の先生、塾の先生、その問題ができる友達等に聞いてできるようにする。

5.プリント類は、最低3回通りはやり直し、すべての問題を解けるようにしておく。(定期考査の場合、プリント類から出題される確率は高い!!)

6.試験期間の後半は、基本的に暗記に充てる。数学や理科の公式の再確認、英語の単語や熟語の覚え直し、国語の漢字や文法、社会の内容など、覚えることは山積み。これを3日間ぐらいかけて、何度も何度も繰り返し、徹底的に暗記する。

7.覚え直す過程で、分からないところがまた出てくるはずなので、きちんと先生等に確認して、できるようにしておくこと!!

ここに書いたことは、ごくごく当たり前のことであり、テスト前にしなければいけない最低限のこと。

でもその当たり前のことができないんだよなぁ…。

勉強の内容の前に、勉強の仕方からしっかり勉強してもらいましょ♪♪(笑)

さぁ、ビシバシ授業してこようっと♪♪

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