【百色の未来】相談会の役割り

今日は午後から【百色の未来】の相談会に、聴講者の一人として、また相談員の一人として参加してきました。

本日の前半は不登校や引きこもり経験者の方々の体験談や思いを聴かせてもらいました。こういった場で話を聞かせてもらっていつも感じること。

当事者じゃないとわからないこと。

当事者の言葉じゃないと伝わらないこと。

それをこうして一人でも多くの人に届けられる場があることはとても大切なことだと思うし、我々のように支援する側の人間にとっても、それを知ることもまた次の支援へと繋がる大切な場。

ただ、その二者だけでなく、直接関わっていない人たちにこそ、聴いて欲しい、感じて欲しい、考えて欲しいとも思う。現実的に、それが難しいことだから。今の社会の中での生きにくさ、難しさがあり、こういった問題だけに関わらず、いろんなことがいい方向へと向くはずなのになぁ…って。

まだまだ、そんな環境が整っていないことこそ、実は一番の課題のような気がしています。

そんなひとり言はさておき…。

後半は、個別の相談会やゲーム。特に、みんなで楽しくゲームに興じている参加者の様子を見ていると、やっぱり環境の整え方次第なんだよなぁ〜って思います。みんないい顔して、楽しそうに過ごしているし、生き生きしてるので。

そういう意味では、今はeスポーツ(esports)というジャンルが確立され、認知され、社会進出していることも、とてもいいことであり、大きな可能性を感じられること。こんな社会全体の取り組みがもっともっと広がり、変化していくことで、きっとこれまでや今とは違う社会が構築されていくのだろうし、我々みんな、そんな多様性の社会の中で生きていくのだから、それを知り、正しく理解に繋げられる場は、これまで以上に重要になるはず。

【百色の未来】の相談会の場は、当事者支援の場というだけでなく、そんな役割の一旦も担っていると思います。だから、今は「私には関係ないから…」と思っている方々も、チャンスがあれば一度足を運んでみてください。きっと、何か自分の世界が広がると思いますよ☆

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