小学校で始まるプログラミング教育について考える。

2020年の今年から新学習指導要領に盛り込まれ、小学校の授業で始まるプログラミング。

我々、大人世代にとって決して身近なものとは言い難いプログラミングを子どもたちが学校で学び始めることについて、期待よりも不安の方が大きいと思っている保護者や先生の方がたくさんいると思います。だって、自分たちが学んできたわけではなし、それに関しての知識もないから

「子どもに勉強の内容を聞かれたらどうしよう?」

って思っちゃいますよね?

塾に来ている子どもたち向けにも対応を考えないといけないし…。苦笑

そのために、まずは我々、大人が勉強する必要もあり。そんなときにおすすめの1冊として見つけたのがこちらの本です。

プログラミングをわが子に教えられるようになる本 [ 郷和貴 ]
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って、前向きな情報を提示しながら、正直な話、

「子どもにプログラミングの勉強って必要なの???」

「プログラミングの内容を勉強する前に、他にもっとやるべき勉強があるんじゃないの???」

って考えるのは私だけ?

この思いは、英語の小学校への導入時にも感じたことです。もちろん、いろんな意味での早期教育は大切だと思います。しかし、どんなことでもそうであるように、本来必要な基礎が確立していない上に新しい内容を入れることにもメリットとデメリットがあります。メリットとして、早期であるからこそ、それまでの経験や知識に惑わされることが少ないため、あまり抵抗なく学びやすい、吸収しやすいということが考えられると思います。その反面、デメリットとして基礎的な思考力や読解力、また言語能力(日本語の力)がしっかり構築されていない状態の中で、そういった力を必要とする内容を学習すること自体、どこまできちんと成立するのか?他の学びへのマイナスの影響はないのか?といったことが考えられます。

特に、コンピュータープログラミングという分野においては、コンピューターを使うこと自体は、今の子どもたちの抵抗感はほとんどないし、楽しいと感じる子が大半だと思います。でもそれは、すでに確立されたプログラムにおいて稼働しているものを利用するという点においてであって、逆に、そのプログラムを確立する側に立った場合は、そのプログラムの内容を論理的に思考して流れを構築し、そのイメージを的確にコンピューターに伝える(入力する)という技術も必要であり、そこで生じる課題の洗い出しや検証、課題そのものを見つける洞察力や読解力や注意力、そしてそれらを再構築する力等、多岐に渡る力が必要であり、その土台となる力が国語力だと思います。

そういった意味では、これまで何度も話題にしてきたように、最重要課題として取り組むべき課題であり、学習において力を入れるべきなのは国語力をどう高めていくかであり、その他の学びの土台をしっかり築いた上で、いろいろな力を上に乗せていけるように優先順位を考慮すべきだと考えます。

といったところで、実際に4月から始まるんですけどねぇ…。苦笑

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