①『長期目標→中期目標→短期目標』
②『短期目標→中期目標→長期目標』
子どもたちの成長を考えるとき、あなたはどちら考えるのが正解だと思いますか?
一般的には①の考え方の方が多いかと思います。例えば、学校での指導のカリキュラムなどは、年間計画があり、その内容を学期毎に落とし込み、さらに月毎に落とし込んでいく。そうすると、最終的な目標がから一定の時期までに必要な成長の目標が見え、日々、何をしなければいけないかが見えてくる。
ただ、考え方は、ゴールが明確に見えている分、時として焦りに繋がったり、無理することに繋がったり、最終ゴールを達成することが一番重要な課題になり、大切な足元である“今”を見失ってしまうこともある。
逆に②の考え方だと、ゴールがボヤけてしまいがちになり、時には自分の向かう先を見失ってしまうこともある。でも、その反面、まずはしっかり“今”を見据えながら、少しずつの達成に合わせながら小さな目標をケース・バイ・ケースで修正しながら進むことができるという利点もある。
では、結局、どちらが正解か?と聞かれたら、こう答える。
どちらも正解!!
「そりゃあ、ズルイ。」って声も聞こえてきそうですが、厳密にいうと、どちらも正解であり、双方向で考えることこそが一番大切だと思います。二者択一で、必ず一つの答えを出さないといけない場面ではこんなことは言ってられませんが、教育に関して言えば、唯一無二の正解は『子どもたちの成長』です。だから、そのために必要なことはなんでも考え、する必要があります。
そういう意味では、正解があって、正解がないのが教育です。
もし、子どもたちの成長を考える場面で行き詰まったり、何をすればいいかわからなくなったら、是非、それまでと真逆の方向から考えてみることをオススメします。簡単そうだし、どんな先生もしてそうだけど、意外と難しいし、できていないことなんです。
スタートから進んでてつまづいたら、今度はゴールから走ってみましょう♪♪