さぁ、言ってみよう!!「で?」

「で?」

この一言が、会議等の場面で有効に活用できるということを視察で行かせていただいた先の代表者の方に教えていただき、「なるほどなぁ~。」と感心して、「よしっ、使うようにしよう!!」と思いながら、気が付くと、ついついたくさん言葉を並べて話してしまっている自分が…。苦笑

どういった話かというと…。

話し合いの場面でより深く話を進めようとしたり、提案に対して反対意見を言われたりした際に、対応や進行をしている立場で発するのはこの一言でいいという話。

相手に対して、「で?」と問いかけることで、こちらが何らかの答えを出したり、意見を述べたりする必要がなく、相手が自分で意見を掘り下げるように考えるか、反対意見がそこで止まってしまい、きちんと考えていなければその先の反対意見は出てこなくなるという話。その代表者の方は、「この一言で事足りるよ。」って笑いながら話してくださいました。

話を聞いて、こちらは「なるほど!!」と納得しきり。

いい勉強したと思って、機会があれば使ってみようと思いつつ、いざとなると忘れているし、ついつい言葉が先に出てしまうタイプの人間なので、なかなか実践には至っていませんが…。

ビジネス場面だけでなく、子育ての場面でも…

これって、ビジネスの場面だけの話ではなく、子育ての場面でも非常に有効な一言だと思います。

子どもが親に対して、何らかの要求をしてきたり、親の意見に対して反抗してきたりした場面で、ついついそこに言葉を被せたり、論破しようとしたりしてしまいがちではないでしょうか?

そんな時に、この

「で?」

と反応することで、子どもはさらに言葉を重ねて説明をする必要性やより深く再考する必要性が生じます。そのやりとりが、子どもがより詳細な説明する場面やより深く考えさせる場面を自然に生み出すことになり、子どものそういった能力を高めることにつながると考えられます。

そう考えると、いろんな場面で有効に使え、かつ成長にもつながる便利な一言。

ということで…。

さぁ、言ってみよう!!

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