受験生の大きなハードル。『The☆面接』

岡山県では、私立高校の1期入試を目前に控え、中学3年生の受験生組は、まず最初の関門に向かって入試に向けての準備のラストスパート。本格的な受験シーズンに突入です。

入試における学力テストはもちろんですが、受験生にとってのもう一つの大きなハードルが『面接』。毎年、この時期になると教室でも必要に応じて面接練習もします。ちょっと聞いて驚いたのですが、最近の中学校では3年生を対象に学校をあげて面接練習を行なう日を設定し、その日は1年生と2年生は授業もなくて早帰り。学校でも面接練習に関する重要度をそこまで考えてるってことなんですね。

今日も教室で他の先生の授業の生徒の面接練習の面接官役をしました。

今日の練習に限らず、面接官役として面接練習をしていたと感じることは…。

本当に、大半の子どもたちにとって、面接って大きなハードルであり、不安要素の塊以外の何者でもないんだなっていうこと。コミュニケーションだったり、臨機応変な対応が苦手だったりする形にとって、これほど嫌なものはないのです。

そんな子たちに、面接とはどういうものかを説明した上で、いくらある程度事前に準備をしたからといって数回の練習で本番に対応するのは本当に難しいし、逆に不安ばかりを煽ることにもなり兼ねない。難しいところですが、練習をしていないともっと不安も大きくなるだろうし、何より、最大限やれることはやった上で受験に送り出してあげたいので、こちらは子どもたちと一緒にできることをがんばるのみ。

とはいえ、やっぱり数回の練習だけで面接のハードルを大きく下げるのはなかなか大変。そのためには、1年後、2年後といった先を見据えて、普段から少しずつ会話を通しての受け答えの練習やスムーズに自分の意見を言えるような練習をしておくことが大切。

しっかり見通しをもって準備し、反復をして、面接のスキルも自信も身に付けられるようにがんばりましょう☆

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