えっ!?詳細の解析結果により記録が幻に…。

9月17日から18日にかけて日本を襲った台風18号が史上初の記録を更新したということは、9月18日付け本ブログ(『実は史上初だった今回の台風』)でもご紹介し、その際に、雑学としてこの記録は更新されることはないということもご紹介いたしました。

その記録が、その後の解析結果によりに、記録が幻になったという記事を見て、「そんなことあるんだ…。」とビックリ!!

気象に関する雑学として、そのあたりのことを勉強してみたいと思います。

なんで幻に…?

そもそも、あの時の台風が日本の4島すべてを通過したことは間違いのないこと。では、どうしてその記録が修正されたのかというと、天気予報などでよく聞く、「温帯低気圧」という言葉がキーワードになるようです。

この台風18号は、その後の気象庁の詳しい解析の結果、九州、四国、本州に上陸した後、9月18日未明に新潟県沖の日本海に抜けた時点で温帯低気圧(台風は熱帯低気圧)に変わっていたそうです。そのため、その後北海道に上陸した時点では温帯低気圧であって台風ではなかったため4島上陸が幻の記録となったとのこと。

気象情報などは、その時に発表されたもので終わりかと思っていました。でも、特に台風は、温帯低気圧への変化が連続的に行われるためにどの段階で変わったのかの判断は難しく、進路等も含めて消滅後に詳細な解析を行なってから確定値が改めて発表されるそうです。

勉強になりました。m(__)m

こういったことを雑学的に少し知っておくだけでも、ニュースや新聞記事に少し興味がもてたり、学校での理科の時間に楽しく勉強できるきっかけになると思います。

日々の生活は学びの宝庫。

いろんなことを、「知りたい!!」「学びたい!!」と思うきっかけになり、勉強につながっていくといいですね☆

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