人間の思考やコミュニケーションにおける2つの基本的な要素であるインプットとアウトプット。この内容については、以前、本ブログでも何度か触れてきた。
特に、障がいの有無にかかわらず、いろんな面でインプットは比較的高いレベルでできている反面、アウトプットは難しい場合が多い。それは単純に自分の意志を表出するだけでも難しいもの。
しかし、実際に人と人とのコミュニケーションの場面においては、ただアウトプットしさえすればいいというレベルではなく、自分の意志をきちんと相手に伝えられてこそ、本当の意味でアウトプットとして成立していると考えるならば、そのハードルは一気に高くなる。
どんな手法で伝えれば…。
どんな形で伝えれば…。
どんなタイミングで伝えれば…。
自分なりに相手に伝えたつもりでも、本当に伝えたいことがきちんと相手に伝わっていなければ、それは伝えていないのと同じこと。すなわち、きちんとアウトプットはできていないということだ。
比較的、自分は得手としているつもりでいたが、相手によっては、伝えたいことをどのようにして伝えたらいいのかわからないことがある。
それが学びやコミュニケーションにおける難しさ。
きちんとアウトプットができるように子どもたちに伝えられるように、まずは、自分がきちんとアウトプットできるようになりたい。
言うのは簡単だけど、実際はすっげぇ~難しんだよなぁ……。(^^;