本日、障がい福祉サービスに関する集団指導に参加してきました。昨今、世間を賑わせている様々な事件や問題を受け、以前より変わった法令や制度について学ぶもの。そうでなくても、こういった分野の制度は難しく、理解しながら運用していくことは大変なのですが、こうも短期間で頻繁に変わると…。苦笑
本日の集団指導の内容でも、もちろん、大切で「今回、これはしっかり聞いて帰らないと!!」と思っていた部分は集中して聞け、ある程度の理解はできました。
しかし…。
別に今回の集団指導がそうであったというわけではなく、こういった会場に足を運んでの帰り道にいつも感じることは、「その内容をわかっている人が、自分は理解できている前提で一般人には決してやさしくはない法令などの解釈や説明を通り一遍でサラァ~っと説明されても、聞いているこっちは「正直、全然わからん!!」ということだけ。時間の関係で、重要なところだけを掻い摘んで、一気に読み進められてもこちらの理解は追いつきません↓↓。(T_T)
ポイントはすごく単純なこと。「自分がわかっていることは、相手もみんなわかっているわけではない。」というあたり前の話。
それはそのまま…
同じことは、子どもたちに勉強を教えている我々“先生”と呼ばれている仕事をしている人間も同じこと。
自分たちが、わかっていることをそこがわかっていない子どもたちに教える場合にも、自分がわかっているので、ついつい「これぐらいわかるだろう。」的な感じで教えてしまうこともある。
子どもたちはわからないから勉強しに来ている。教える際にちゃんと『わからない』を前提にして進めないと、できるようになるわけない。そこをわかってることが教える上での大前提になる。
特に子どもたちは「わかってるよね?」と聞かれると、つい「うん。」って答えてしまいがち。それをそのまま真に受けて進めていると、わからないことを重ねるだけ。もちろん、そうならないために、ちゃんと理解できているかどうかを確認しながら進めるのであるが、時としてそれがうまくできていないときもある。
自分が教えられる場になって感じること。
それをそのまま“反面教師”として捉え、反省し、自分が教える側であるときにしっかり活かしたい。
そこが今日一番の学びだったりして!?!?笑